創業より20年、これまでたくさんのお客様のお手伝いをさせていただいてきました。
以来店舗が順調に軌道に乗って、その後も長くお付き合いさせていただいているお客様が多いのが当社の強みです。
単純にデザインする、施工するだけではなく、請け負った以上は店舗が繁盛することを目標に、独立した点としてではなく、全体を一つのラインとして業務に取り組んでいます。
店舗デザインでも、グラフィックデザインでも、わたしたちは常にクライアントであるお客様のその先、実際の「お客様」(エンドユーザー)の目線でデザインを考えます。
クライアントとなるお客様には、こだわりや考え方、またご自身の店であるという強い思い入れもあり、それは店舗づくりにおいて重要なものです。けれどもその分客観的になることが難しくなり、完成後のイメージが曖昧であることもしばしば起こります。
店舗やものをつくることはあくまで手段であり、始まりに過ぎません。
それらのツールを利用してお客様が何を提供していくのか、それが重要です。
そして最も大切なことは、エンドユーザーがその店に来てどう感じるか、印刷物を手にとってどう判断するか、ということです。
これはわたしたちが常に心に留めている言葉です。
「かっこいい店をつくりたい」と思うのは当然のことですが、言葉通りに単に見た目に格好の良いものをつくるのは、作り手の自己満足で終わってしまいます。
予算や工期など気にせず、好きなものを創るのは芸術家の仕事です。
わたしたちデザイナーは、まずは予算を考え、デザイン性はもちろんのこと、訪れる人の居心地の良さ、動線などの使い勝手の良さなど様々な要素を取り入れ、そして何よりその店・会社が繁盛してもらうことを一番に考えて制作を行います。
特に店舗においては、そうした要素が複合的に絡み合い、人が集まっていく流れを作り出して初めて格好の良い店、と言えるのではないでしょうか。
こだわりの強いお客様とは逆に、店舗開業は初めてで、ご自分の店についてのイメージが全く固まっていないお客様も多いものです。
店舗の完成像が明確でない場合でも、店名・コンセプトから取り扱い商品の価格面まで、お客様と一緒に一から考え、そこから店舗デザインへと進んでいきます。特に店舗のコンセプトはデザイン全体に関わることですので、ここをきちんと押さえておくことが重要です。
また、経験を積んだスタッフが、どうしたら繁盛する店を創ることができるのか、具体的で適切なアドバイスをさせていただきます。
全く初めてでどうしていいか分からない、というお客様こそ、どうぞわたしたちに安心してお任せ下さい。
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